皆様こんばんは。 スマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧いただきありがとうございます。 本日は、記念すべき補聴器のお渡し時に必ずいただくご質問についてお話します。 まずは、補聴器の電池についてです。 空気電池なのですが、「+-はあるの?」とよくご質問をいただきます。 答えは「あります」 平らな方が+で、おへそのように見える方が-です。 一般的には+を上向きに補聴器の電池ボックスに入れます。 ←+面(平ら)が上向きで正しい入れ方です(^^) ←-面(おへそ)が上向きで誤った入れ方です(T_T) +-を反対に入れると、電池のドアを閉める際、引っかかりがあって入れにくくなります。 それでも、力任せに閉めると補聴器の破損の原因になりますからご注意下さい。 上記の画像は耳掛型の補聴器ですが、耳穴型も同じです。 次も、よくあるご質問で補聴器本体で左右の見分け方です。 とくに両耳(2台)で購入された場合、皆様おっしゃいます。 「同じような形で左右がわからない」 「大丈夫です」 オーダーメイド(耳の型を採取した)の補聴器であれば、左右逆にすると、 耳穴に入りません。ただ、これではまるで「体で覚える」ことになってしまいます。 他の便利な見分け方としましては、通常、補聴器本体には左右を識別するマーカーが ついています。 ← これです。 補聴器本体が小さいのでマーカーも小さいことが多いです。 メガネが無いと分かりづらいでしょうか。 補聴器は各国共通で、右が赤、左が青で見分けます。 オーディオ機器などでも、入出力端子の右は赤です(左は白ですが・・・) これは右=英語でRIGHT RIGHTのRはREDのR=日本語の赤 などと私達は教わりました(^o^) もちろん、なかなか覚えられないので、私共のお客様には左右識別のシールを貼ったり、 右=赤 左=青などと、補聴器ケースに書いたりして分かりやすくしております。 にわかには信じがたいかもしれませんが、補聴器のお渡し時に販売員がきちんと、 ご説明していないと、電池の入れ方を誤ってきこえなくなったり、左右の見分けが 面倒になって使わなくなった方もおられます。 補聴器は不慣れな商品なだけに、購入されてから何度かご訪問させていただき 装用状況を確認させていただく、必要があると私共は考えております。 とくにご高齢の方や、お一人でお住まいの方は、電池の入れ方と本体の着け外しを 心配されます。(ご家族様、施設の職員様と同居されている方は周囲のご協力が 得やすく、すぐ使いこなせるようです) でも私共スマートヒヤリングなら安心です!! お一人暮らしの方でも、何度もご訪問して一緒に練習し解決しております。 だから安心です。 補聴器は、まだまだ購入時は不完全なもの。 購入後、幾度か調整訪問にお付き合いいただいて完成品に仕上がります。 補聴器とはそういうものだと思います(^^) 本日も、最後までご覧いただきありがとうございました。 すっかり寒くなりました。皆様、くれぐれもお風邪などひかれませんように。 2010年11月30日(火) 補聴器販売・調整担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>
皆様こんばんは。 この度はスマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧いただきありがとうございます。 本日も、前回に引き続き、折角高価な補聴器を購入されたにも関わらず、 「よく会話がきこえない方」へお届けします。 前回は、ある施設の職員様より、「正しく着けてもらったら、利用者のピーピー音が無くなった」 という有り難いお言葉や、「ブログを読んでる内に眠ってしまった」という反省させられる お言葉をいただきましたので、(懲りずに・・・)今回は同じ耳掛型補聴器でも、 極細のチューブを使用されている方向けです。 ← 同じ耳掛型の補聴器ですがこんなに違います。 上の補聴器が極細チューブを使用しています。 今、お持ちの通常タイプ(下)も極細チューブに付け替え る事も出来ます。(機種によります) 主に高い音がきこえにくい方に、この極細チューブの補聴器がおすすめです。 こもり感がとても少なく、音質が一番自然です。 ただ反面、チューブや耳栓が細くて小さい分、あたって痛いとおっしゃる方もおられます。 ← 極細チューブタイプの正しい着け方です。 このタイプの補聴器でよく耳にしますのは、「着けてても全然変わらない(きこえない)」 というものです。 こうして正しく着けているのに何故でしょう??? 実際には、高い音を中心にききとりが改善されています。 あいうえおなどの母音ではなく、かきくけこ以降の子音がよくききとれるようになっています。 不安であれば、耳元でビニール袋などをクシャクシャしてみて下さい。 着けている時の方が、クシャクシャ音がはっきり聞こえたら大丈夫です(ききとれています) あまり変わらないようなら、電池が切れていないかを確認されて、 それでも変わらなければご相談下さい。 ← これは耳栓がしっかり入っていません。 左下に伸びているのは補聴器の脱落を防止 するためのロックで、通常は耳のくぼみに引っかけて 使用します。(取り外すことも出来ます) 耳栓は耳たぶをグイッと後ろに引っ張りながら、もう片方の手で 耳栓を入れるとしっかり耳穴に入ります。 正しく着けることが、良いきこえへの第一歩です。 どうか面倒だなどとあきらめずに頑張って着けて下さい。 大丈夫です、少しだけ練習されればすぐに着け外しが出来るようになります(^^) そして補聴器を着けておられる方は、前向きで生き生きされている方が本当に多いです。 人の会話や、鳥の声、風の音、美しい音楽、聞こえるというのは本当に素晴らしいです。 素晴らしい映画も、もし無声映画だったら感動出来るでしょうか。 私共にお客様のきこえを取り戻すお手伝いをさせてください。 ご相談おまちしております。 本日も、最後までご覧いただきありがとうございました。 最近、すっかり寒くなってまいりました。どうか皆様お身体ご自愛下さい。 2010年11月26日(金) 補聴器販売・調整担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>
皆様こんばんは。 この度はスマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧いただき ありがとうございます。 本日は、折角高価な補聴器を購入されたにも関わらず、「よく会話がきこえない」方へ お届けします。 ここでいう会話とは人の声(肉声)であったり、TVドラマの中の登場人物の話声の事です。 私共のスタッフが調整にお伺いして、「会話がきこえにくい」とおっしゃられた場合、 原因は様々なのですが、まず私共が最初に考えておりますのは、 「それは全て、私共が力不足なのだ!!」です。 お商売でも、人生においてもそうかもしれませんが、まず自己反省から始めないと 良い解決策がみつからないと痛感しております。 ご高齢の方であれば、耳栓部分がきちんと耳に入れられていない場合があります。 当然の事ですが、耳栓が正しく耳穴に入っていないと聞こえません。 そんな時に「お渡し時の説明が悪かった」「耳穴は自分の目では決して見えないから 難しいのは当たりまえ」「図解付きの詳しいガイドが必要だ」 などと、まず自己反省から始めます。そして解決策を施します。 耳掛け型の補聴器で耳栓が正しく入っていないケースとは下記のような場合です。 ←例①耳栓が少し浮いています。 この場合の多くは、ご本人様はきちんと着けていると思われています。 きちんと入ったと思われても、最後に人差し指で少し上下に揺りながら押してみると、 カチッと耳穴に収まります。 ←例②本体が耳の上に掛かっていません。 この場合は、耳の柔らかい人や、耳周辺の髪量が多い人に見られます。 またチューブのサイズが長過ぎる場合にも起こりえます。 上手に着けられたと思っても、一度鏡でチェツクしてみて下さい。 ←例③耳栓が外側を向いています。 この場合は、ご高齢の方に見られます。着け外しに苦労されている内にチューブが 回転してしまい外向きについてしまったケースなどです。 チューブ部分は少し力を入れると回転しますので正しい向きに直します。 ←こちらは正しい着け方です。 在宅のお客様であれば、ご家族様。施設のお客様であれば、職員様のご協力を 得ることができれば安心ですが、最近は一人暮らしの方も多くいらっしゃいます。 私共は、補聴器をお渡し後も、数回無料点検でお伺いしております。 その都度、先程のようなケースが見られたら、まず十分にお詫びして、そして必要なら ご一緒に着け方の練習をします。 長いときは練習だけで1時間かかった時もありました。 でも、次の日にお電話をすると、「ちゃんと着けられたよ!!」とよろこんでいただけた時 などは、本当によく着けようと頑張っていただけたと心から感謝してしまいます。 補聴器は購入後、不満だと答えられる方が7割ほどあると言われます。 私共の経験では(まだまだですが・・・)、3回以上点検に伺えばその多くの事例は 解決出来ました。 補聴器はお渡し時点では不完全な商品です。私共もまだまだ勉強不足で不完全です。 何度かアフターフォローさせていただいて、 初めてより完成度の高い商品に仕上がります。 これからも、まず自己反省の考え方に基づき、お客様に心から喜んでいただける 補聴器販売店をめざして参ります。 本日も、最後までご覧いただきありがとうございました。 2010年11月21日(日) 補聴器販売・調整担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>
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