皆様こんばんは。 この度はスマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧いただき ありがとうございます。 本日は、折角高価な補聴器を購入されたにも関わらず、「よく会話がきこえない」方へ お届けします。 ここでいう会話とは人の声(肉声)であったり、TVドラマの中の登場人物の話声の事です。 私共のスタッフが調整にお伺いして、「会話がきこえにくい」とおっしゃられた場合、 原因は様々なのですが、まず私共が最初に考えておりますのは、 「それは全て、私共が力不足なのだ!!」です。 お商売でも、人生においてもそうかもしれませんが、まず自己反省から始めないと 良い解決策がみつからないと痛感しております。 ご高齢の方であれば、耳栓部分がきちんと耳に入れられていない場合があります。 当然の事ですが、耳栓が正しく耳穴に入っていないと聞こえません。 そんな時に「お渡し時の説明が悪かった」「耳穴は自分の目では決して見えないから 難しいのは当たりまえ」「図解付きの詳しいガイドが必要だ」 などと、まず自己反省から始めます。そして解決策を施します。 耳掛け型の補聴器で耳栓が正しく入っていないケースとは下記のような場合です。  ←例①耳栓が少し浮いています。 この場合の多くは、ご本人様はきちんと着けていると思われています。 きちんと入ったと思われても、最後に人差し指で少し上下に揺りながら押してみると、 カチッと耳穴に収まります。  ←例②本体が耳の上に掛かっていません。 この場合は、耳の柔らかい人や、耳周辺の髪量が多い人に見られます。 またチューブのサイズが長過ぎる場合にも起こりえます。 上手に着けられたと思っても、一度鏡でチェツクしてみて下さい。  ←例③耳栓が外側を向いています。 この場合は、ご高齢の方に見られます。着け外しに苦労されている内にチューブが 回転してしまい外向きについてしまったケースなどです。 チューブ部分は少し力を入れると回転しますので正しい向きに直します。  ←こちらは正しい着け方です。 在宅のお客様であれば、ご家族様。施設のお客様であれば、職員様のご協力を 得ることができれば安心ですが、最近は一人暮らしの方も多くいらっしゃいます。 私共は、補聴器をお渡し後も、数回無料点検でお伺いしております。 その都度、先程のようなケースが見られたら、まず十分にお詫びして、そして必要なら ご一緒に着け方の練習をします。 長いときは練習だけで1時間かかった時もありました。 でも、次の日にお電話をすると、「ちゃんと着けられたよ!!」とよろこんでいただけた時 などは、本当によく着けようと頑張っていただけたと心から感謝してしまいます。 補聴器は購入後、不満だと答えられる方が7割ほどあると言われます。 私共の経験では(まだまだですが・・・)、3回以上点検に伺えばその多くの事例は 解決出来ました。 補聴器はお渡し時点では不完全な商品です。私共もまだまだ勉強不足で不完全です。 何度かアフターフォローさせていただいて、 初めてより完成度の高い商品に仕上がります。 これからも、まず自己反省の考え方に基づき、お客様に心から喜んでいただける 補聴器販売店をめざして参ります。 本日も、最後までご覧いただきありがとうございました。 2010年11月21日(日) 補聴器販売・調整担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>