皆様こんばんは(^^) 今回もスマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。 本日は難聴(なんちょう)についてです。 難聴者の約9割の方が感音性難聴を患っているとされています。 感じる音の部分=内耳以降の神経が何らかの原因できこえが低下します。 主な症状は次の5つと言われています。 ①危険を察知する能力の低下 伝音性(外耳、中耳が主な原因)難聴もふくめて聴力が低下すると、身の危険を 察知する能力が大幅に低下します。例えば車のクラクションや警報機の音がききとり にくくなり大変危険です。 夜間眠っていても不審な物音で目が覚めます。聴覚は外敵から身を守る見張り役の 役目を担っています。補聴器を着けると改善します(^^) ②耳鳴り 難聴者の約9割の方が何らかの耳鳴りを併発しています。 耳鼻科医の診察を受けた後にでも耳鳴りが治らないような場合、補聴器の装用で 随分気にならなくなります。 ③ラウドネス異常 聞き慣れない言葉だと思います。難聴とは聴覚が鈍感になるのではなく、過敏になると いいます。小さい音や声はききとりにくいのですが、大きな音や声は急に頭にガンガン響いて 耐えにくくなります。かつてベートーベンは耳の中に綿をつめてこの響きから逃れようと したといいます。一般的に耳の遠い難聴者には大きな声で話すよりも、普通の声でゆっくりと 話す方がききとりやすいです。これも補聴器の装用で改善します。 ④周波数弁別能の低下 雑音と聞きたい会話音との区別がつきにくくなります。 難聴になると周囲の雑音が気になって会話に集中しにくくなります。 補聴器は雑音が気になって・・・と昔はよく言いましたが、補聴器よりもむしろ 難聴の症状であるといえます。これは補聴器だけでは改善は難しいです。 基本的に静かな場所に移動して会話すること、相手に近づいて話しをするという ききとりの姿勢で改善します。 ⑤時間分解能の低下 広い部屋や反響する部屋ではききとりが難しくなります。 難聴が進行すると、例えば相手が机を3回叩いても正確に何回叩かれたか分からなく なります。要するに1つ1つの音に余韻が発生してこだましてききとりにくくなります。 これも補聴器だけでは改善は難しいです。相手になるべくゆっくりはっきり話してもらえる と良いのですが、状況的に難しいので相手の話をまとめて繰り返すのが良いと思います。 あと、お部屋の環境がフローリングよりも畳やカーペット。窓もブラインドよりもカーテン。 テレビもステレオ音声よりモノラル音声と工夫次第で随分ききとりやすくなります。 要するに反響を抑えるとききとりが改善します。 難聴は字の通り<むずかしいきこえ>と書きます。 目の場合の近視や遠視のように近聴とは言いません。 きこえにくいとは、みえにくいよりもその原因や症状が複雑で対処が難しいケースが 多いのです。 だから補聴器はさまざまなテクノロジーを駆使して、この5つの症状に立ち向かっています。 購入単価が20万円する訳なんです・・・(^^) 本日も最後までご覧いただきありがとうございました。 この1円玉程度の大きさの中に最新のテクノロジーが隠されています。 2011年6月5日(日) スマートヒヤリングエイドサービス 補聴器調整・販売担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>
皆様こんばんは(^^) 今週もスマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧いただきありがとうございます。 これはお客様からよくいただくご質問です。 「値段がある程度高いのはわかるが、果たして補聴器を買って 本当に効果があるのか?きこえるようになるのか?」 これに対する私共の応えが表題の通りです。 「全体の9割のお客様が、適切に調整された補聴器において、装用前に比べて 装用後の方が言葉のききとりが改善された」とおっしゃっています。 そうしますと心配性なお客様からは・・・ 「絶対私はその改善されない10%になるわ!!」 ご心配いりません!!(^^) 残念ながらその10%に該当しそうなお客様には、試聴後の言葉のききとりテストなどを 通して、「十分な効果が発揮できない恐れもございます」 と正直にお伝えし、まずは無料のお貸し出しなどを提案させていただいております。 私共は、お客様が真剣にきこえを取り戻したいとさえ願っていただけるなら とことんまでアフターサービス、再調整を繰り返してお付き合いさせていただいて おります。 補聴器を着けようか悩まれている方、是非一度お声掛けだけでもお願い致します。 本日も最後までご覧いただきありがとうございました。 最近、情報誌の取材をいただきまして、その際対談させていただいた 女優の根本りつ子様(中央)です(^^) 2011年5月24日(火) スマートヒヤリングエイドサービス 補聴器調整・販売担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>
皆様おはようございます!! 不定期にも関わらず、スマートヒヤリングエイドサービスのブログにお付き合い下さり、 誠にありがとうございますm(_ _)m 本日は、私共が施設様などで実施させていただいております勉強会等で、 よくご質問受けます「補聴器の慣らし方」についてお伝えします。 これから初めてお使いになる方や、ずっと使っていなかったけど、 もう一度チャレンジしてみようという方は是非ご参考下さい(^^) いろいろなトレーニング方法があるのですが最も簡単なものは下記の通りです。 ところで補聴器って練習しないと聞こえないの?というお声がきこえてきそうです。 必ずしもそうではないのですが、こうしてトレーニングした方が装用効果が高まる場合 が多いです。(個人差があります) さてご紹介いたします。 ステップ1~5まであり、1つのステップが出来たら無理なく次に進みます。 目安としては1ステップ3日~1週間でしょうか。 ステップ1 初めは静かな部屋で使用して、補聴器を着けることと音になれてください。 新聞や本などを声に出して読んで、自分の声に違和感がなくなるまで、自分の声を聞く 練習をします。補聴器の着けはじめは、多くの人が自分の声に違和感を感じておられますが、 この自分の声になれる練習がとても大切です。 練習は10分ぐらいから始め少しずつ長くします。疲れたらすぐ休んで下さい。 ステップ2 静かな部屋で1人の身近な人と話をする練習をします。 よく何を話したらよいか分からないと難しそうにご質問をいただきます(^^) もしできれば相手の方に日頃感謝している事などをこの機会にお伝えください。 きっと相手の方もいろいろとお話して下さると思います。 ステップ3 2~3人の身近な人と話をする練習をします。単に聞くだけでなく<聞こう>とする 意欲が大切です。このとき相手の方の口元をみるとききやすくなります。 ステップ4 4~5人の人たちの会話を聞き、どの人が話をしているのか聞き分ける練習 をします。このとき上手くききとれたなら、相手の方が話された内容をオウム返し してみます。この傾聴の姿勢も大切です。 ステップ5 慣れてきたら、戸外で。いろいろな音が聞こえてきます。何の音が聞こえているか 確認していきます。 例えばいつも散歩道なら今まできこえてこなかった虫の音や小鳥のさえずりが きこえてきます(^^) とても感動しますよ~ 注意:補聴器の音が小さかったり、周囲の音が大きく感じたら販売店にご相談下さい。 補聴器の再調整が必要な場合もあります。 本日も最後までご覧いただきありがとうございました。 スマートヒヤリングエイドサービス 2011年5月15日(日) 補聴器調整・販売担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>
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