スマートヒヤリングエイドサービスブログ

スマートヒヤリングの補聴器販売担当が日々の出来事をお伝えいたします

電池の交換について

皆様こんにちは(^^) この度も私共スマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧下さり、 誠にありがとうございます!! 本日は電池交換についてです。 先日、ある高齢者施設様で職員様を対象に補聴器勉強会を開催させていただきました。 その中で補聴器が小さな空気電池で動いている事、1~2週間程度で電池交換が必要 である事をお話しますと、およそ9割の方がご存じなく驚いておられました。 さらに一度シールを剥がすと、補聴器の電源を切っていても1ヶ月程度で電池が放電して しまうため、お客様は電源を切っていた(電池蓋を開けていた)為、当然電池が残っている と思い、久しぶりに着けてみると鳴らない!?故障だ!!となってしまう場合も多々ございます。 2週間に1度程度しか使用されない方は都度電池を交換された方が良い場合もございます。 こんなお話をさせていただくと、随分大変だと驚かれるのですが、その後に実際に皆様が 試聴されて補聴器のきこえの素晴らしさを体感されると、少々の煩わしさも我慢しよう!! などと言って下さいます(^^) もちろん補聴器の売り手=私共に、もっと使い勝手の良い補聴器をご提供するための 努力と過去の反省が必要なのは言うまでもございません。 そして、最近流行の超小型補聴器は電池寿命の6~7割になってくると段々音が小さく なってくる場合もございます。その場合は軽く電池の表面を拭いて入れ直すとやや復活する 場合がございます。一度試してみて下さい(^^) 今日は電池のお話でした。 本日も最後までご覧いただいてありがとうございます。 まだまだ暑い日が続いてまいります。皆様くれぐれもお身体ご自愛下さい。 電池には平らなプラス面を上向きに入れる必要がございます。 ご注意下さい。 2011年8月16日(火) スマートヒヤリングエイドサービス 補聴器調整・販売担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>

電源の入切について

皆様こんばんは(^^) 今回も不定期にもかかわらず私共スマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧 いただき誠にありがとうございます!! この時期は毎年、汗などで故障された(主に)耳かけ型補聴器の修理依頼を多く頂戴します。 出張修理のご要望も大変多く、なかなかブログを更新出来ませんでした。 人は60歳を越えてきますと、首より上は20代の頃と比べると8%ほど汗を多くかくと 言われています。元々汗かきの方や、スポーツ、家庭菜園などで汗をかく機会の多い方は 比較的汗につよい耳あな型補聴器もおすすめです。 実際に汗や水気による故障の多くは耳かけ型で発生しています。 ※耳かけ型でも防水タイプなど汗や水気に強いものもございます。 汗といえば、最近の補聴器は天敵の水気が補聴器内部を結果的に腐食させないように 様々な工夫がなされています。 昔の補聴器に比べてスイッチ類が減り、デザイン的にすっきりしたのも、この水気対策の ためだと言われています。 ただその分、今の補聴器は多くが電源の入切を電池フタの開閉と併用しております。 要するに電源を切るためには電池フタを開けなければならなくなりました。 そうすると、フタの開け閉めの際に勢い余って補聴器電池を落としてしまい、小さいので 探して入れなおすのに難渋したという話しもよく伺います。 補聴器を長持ちさせるには、毎日使い終わったら電池を外して、本体は乾燥ケース内に (電池フタを開けた状態で)保管するのがベストです。 でも、ご年配の方にはそんな難しいことは出来ないとおっしゃられるケースが多いのも 現実です。 そこで、電源スイッチや電源も切ることが可能なアナログボリュームを装備していない最近の 補聴器をお持ちの方は、リモコン付きであればリモコンの電源ボタン一押しで補聴器本体の 電源を切ることができます(待機電力がほとんど発生しない機種もございます) また、リモコンが無い方は販売店の方にお願いしてミュートボタンを設定してもらうのも 良いと思います。待機電力は使用時の30%程度に抑えることができます。 よろしければご参考下さい!!(^^) 本日も最後までご覧下さり誠にありがとうございました。 今回の画像は、お客様に差し上げた小花が(お客様宅の)お庭ですくすくと育っている 様子を写したものです。 大切に育てていただいて本当ありがとうございます(^^) まだまだ熱い時期がつづきます。皆様くれぐれもお身体ご自愛下さい。 2011年7月29日(金) スマートヒヤリングエイドサービス 補聴器調整・販売担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>

難聴について

皆様こんばんは(^^) 今回もスマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。 本日は難聴(なんちょう)についてです。 難聴者の約9割の方が感音性難聴を患っているとされています。 感じる音の部分=内耳以降の神経が何らかの原因できこえが低下します。 主な症状は次の5つと言われています。 ①危険を察知する能力の低下 伝音性(外耳、中耳が主な原因)難聴もふくめて聴力が低下すると、身の危険を 察知する能力が大幅に低下します。例えば車のクラクションや警報機の音がききとり にくくなり大変危険です。 夜間眠っていても不審な物音で目が覚めます。聴覚は外敵から身を守る見張り役の 役目を担っています。補聴器を着けると改善します(^^) ②耳鳴り 難聴者の約9割の方が何らかの耳鳴りを併発しています。 耳鼻科医の診察を受けた後にでも耳鳴りが治らないような場合、補聴器の装用で 随分気にならなくなります。 ③ラウドネス異常 聞き慣れない言葉だと思います。難聴とは聴覚が鈍感になるのではなく、過敏になると いいます。小さい音や声はききとりにくいのですが、大きな音や声は急に頭にガンガン響いて 耐えにくくなります。かつてベートーベンは耳の中に綿をつめてこの響きから逃れようと したといいます。一般的に耳の遠い難聴者には大きな声で話すよりも、普通の声でゆっくりと 話す方がききとりやすいです。これも補聴器の装用で改善します。 ④周波数弁別能の低下 雑音と聞きたい会話音との区別がつきにくくなります。 難聴になると周囲の雑音が気になって会話に集中しにくくなります。 補聴器は雑音が気になって・・・と昔はよく言いましたが、補聴器よりもむしろ 難聴の症状であるといえます。これは補聴器だけでは改善は難しいです。 基本的に静かな場所に移動して会話すること、相手に近づいて話しをするという ききとりの姿勢で改善します。 ⑤時間分解能の低下 広い部屋や反響する部屋ではききとりが難しくなります。 難聴が進行すると、例えば相手が机を3回叩いても正確に何回叩かれたか分からなく なります。要するに1つ1つの音に余韻が発生してこだましてききとりにくくなります。 これも補聴器だけでは改善は難しいです。相手になるべくゆっくりはっきり話してもらえる と良いのですが、状況的に難しいので相手の話をまとめて繰り返すのが良いと思います。 あと、お部屋の環境がフローリングよりも畳やカーペット。窓もブラインドよりもカーテン。 テレビもステレオ音声よりモノラル音声と工夫次第で随分ききとりやすくなります。 要するに反響を抑えるとききとりが改善します。 難聴は字の通り<むずかしいきこえ>と書きます。 目の場合の近視や遠視のように近聴とは言いません。 きこえにくいとは、みえにくいよりもその原因や症状が複雑で対処が難しいケースが 多いのです。 だから補聴器はさまざまなテクノロジーを駆使して、この5つの症状に立ち向かっています。 購入単価が20万円する訳なんです・・・(^^) 本日も最後までご覧いただきありがとうございました。 この1円玉程度の大きさの中に最新のテクノロジーが隠されています。 2011年6月5日(日) スマートヒヤリングエイドサービス 補聴器調整・販売担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>

« 前ページへ« 前のページ  次のページ »次ページへ »

 

2025年10月
« 12月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ