皆様、あけましておめでとうございます。 本年もスマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧下さり 誠にありがとうございます。 今月は「ご本人様が補聴器は要らないという場合」がテーマです。 家族の方にとって難聴のご本人様とお話するのは大変なご苦労です。 「何度も同じ事を繰り返して言わないといけない」 「大きな声を出さないと聞こえないので、いつも怒鳴っているようにみられる」 「テレビが大音量の為、こちらも難聴になりそう」 など様々な悲鳴にも似たお訴えをいただく事も多いです。 でもご本人様は、 「私は聞こえている」 「私は不自由していない」 「あと何年生きるか分からないので、もったいない」 「そもそも面倒くさい」 などと率直にお断りされ、ご家族をガッカリさせておられます。 私共は、補聴器を貸出させていただき「要らない」とおっしゃられた場合 出来る限りの事をさせていただき、結果多くの場合、あっさりお引き取りしております。 他の補聴器専門店様では、どう対応されているのでしょうか? こんな例もございます。 「家族の方に補聴器を販売し、家族の方がご本人様とお話される時だけ着けてもらい 普段は家族の方が補聴器を管理されています」これは一つの方法ですね。 「補聴器を着けてよく聞こえると、残りの人生がとても有意義になりますよ」 という風にお話されている補聴器専門店様もあるようです。 思いは一つで、恐らくお商売の損得勘定をこえて「楽に聞こえて心が健康になって下さい」 だと思います(^^) 今年の冬は本当に寒いですね。 皆様もお風邪などひかれませんよう、くれぐれもご自愛下さい。 2014年はうま年で「馬九行久」(うまくいく)です。 皆様の健康やご家族やお仕事がうまくいきますように。 平成26年1月5日(日) 補聴器調整・販売 スマートヒヤリングエイドサービス 担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>
皆様おはようございます。 この度もスマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧下さり 誠にありがとうございます。 今月は「説明書に載っていない事」がテーマです。 私共のお客様の中には、お身体がご不自由になられて、外出が困難になられた為、 ご用命をいただくケースも多くございます。 「他店様で購入された補聴器だが少し調子が悪いのでみて欲しい」 上記の場合でも、無料もしくは少額でご対応させていただきました。 そんな中で故障ではなく、使い方が不明な為調子が悪いケースが多々ございます。 ほんの数点だけ下記に列挙してみます。 「テレビがきこえない」→ そもそもテレビの音量が小さい。 (私共は騒音計をお持ちしますので、耳元あたりでどのくらいの音量になっているか 測ります) 「電話がききとれない」→ 受話器のあてる位置が低い。 (耳掛け型補聴器の場合、音の入口=マイクが耳の上にあるので、受話器を少し持ち上げて耳にあてます) 「電池がすぐに切れる」→ 元々電池寿命が短い。 (耳掛け型で約2週間、耳あな型で約1週間で電池が消耗します。スイッチの入切を忘れたり、騒がしい環境で使ったり、補聴器のリモコンを使用される方はもっと早く消耗します) 「耳に入れにくい」→ 耳栓の向きが歪んでいる。 (ご病気などで片手がご不自由になられた際など、慣れない片手で着け外しをされる際は いろいろな手法がありますので一度ご相談ください) 「耳から外れやすい」→ きちんとした脱着方法がわかっていない。 (きちんと着けられたら、必ず手鏡などで確認されるのも良い方法です) 「頻繁に故障する」→ お風呂上がりにすぐ補聴器を使っている。 (しっかり体を拭いて汗がひいてからでないと、水気が侵入して故障の原因になります) あくまでも一例です。同じ現象でも不具合の理由が別にある場合もございます。 いろいろ試してみても改善されない場合は、やはり行きつけの補聴器店様をお訪ね下さい。 お引っ越しやお身体の調子がよくなくお店に行かれない際などは、一度私共にご相談下さい。 いよいよ冬本番。雪も降り寒くなりましたね。 皆様もお風邪などひかれませんよう、くれぐれもご自愛下さい。 平成25年12月29日(日) 補聴器調整・販売 スマートヒヤリングエイドサービス 担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>
皆様こんにちは。 この度もスマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧下さり 誠にありがとうございます。 今月は「補聴器を着けているのにきこえない」がテーマです。 私共のお客様の約8割は、老人性(加齢性)の難聴と、耳鼻科医の先生から診断を いただかれて補聴器のご用命を下さいます。 老人性難聴とは「人は年をとると相応に耳が遠くなるが、相応(年齢平均)以上 にきこえが遠くなった状態」だといえます。 病理的変化でいうと末梢~中枢神経に生じる退行変性などというようです。 具体的には・・・ ①音のセンサーである内耳の感覚細胞(内外有毛細胞)の消失または変性。 ②感覚細胞から続く、らせん神経節細胞の変性。 ③感覚細胞のエネルギー源である血管条の障害。 などと、難しく文献には紹介されています。 要約するとやはり「年齢相応より耳が遠い」でしょうか。 ならば、適切にフィッテイング(微調整)された補聴器を着ければ、これらの問題は 解決できるのでしょうか?「年齢相応にきこえる」のでしょうか??? もし、完璧にフィッティングされた(実際は困難です)補聴器を両耳に着けたとして、 それでも「きこえには個人差」があると考えます。 個人差は、特に「認知症」の方には症状の程度にもよりますが大きいと思います。 大概、認知症でない方に比べて「きこえにくい」です。 「きこえているはずだが、きこうとする意識が低い場合は理解していない」状態です。 傍からみるとやはり「補聴器を着けているのにきこえない」になります。 そんな場合、補聴器店で何度も新しい補聴器を買ったり、何度もフィッティングして もらったりしているお客様が結構おられるように思います。 ではそんな場合どうすれば良いのでしょう? 聞き手のだけの努力には限界があります。 話し手に下記のような気配りが大切になります。 ①話し始める前に名前を呼ぶなどして注意を促す。 ②笑顔で話す。 ③口をはっきり見せて話す。 ④ゆっくり、はっきり、区切りながら話す。 ⑤補聴器の着けた耳に向かって話す。 ⑥理解したか確かめながら話す。 ⑦何回言ってもきき間違える場合は別の表現で言い換える。 ⑧テレビなどをつけたまま話さない。 ⑨重要な事は筆談やメモで伝える。 などなど「難聴でお困りの聞き手」に対しては、きこえないからと言ってイライラ したりせずに、思いやりの心で接してあげるべきなのだと思います。 なんて偉そうな事を書きながら日々反省しております(^^;) いよいよ冬到来。寒くなりましたね。 皆様もお風邪などひかれませんよう、くれぐれもご自愛下さい。 平成25年11月27日(水) 補聴器調整・販売 スマートヒヤリングエイドサービス 担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>
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