スマートヒヤリングエイドサービスブログ

スマートヒヤリングの補聴器販売担当が日々の出来事をお伝えいたします

皆様こんばんは。 本日も、スマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧いただきありがとうございます。 今回は前々回に引き続き、折角高価な補聴器を購入されたにも関わらずきこえない方へ お送り致します。 本日は未調整編です。 私共がご要望をいただいて、3件に1件の割合でこのケースです。 簡単に内訳をお話しますと、 「半年前にある販売店で補聴器を購入したが、息子からのプレゼントで、 私のきこえに合っていない(全然きこえない)。そのお店からは近くの補聴器店に 頼めばたぶん無料でやってくれますよと言われた。悪いが来てくれないか?」 というようなご依頼です。 私はまだまだ人間が出来ていないので、最初の内は、、、 (そんな勝手な・・・しかも販売店の責任放棄じゃないか!!)と 正直心の中で怒っていました。 実際、お断りした事も幾度かありました。 (今でも距離的・機械的に不可能な場合はお断りすることもございます) しかし、ある時から私のしたい仕事とは、 「難聴でお困りの方、そのご家族のお役に立つ」 ではなかったかと反省し、出来る場合はお受けするようにしました。 もちろん、無料(たまに電池を購入していただけます!)といって仕事を粗末にしません。 きちんときこえるように、本来あるべき姿に戻しております。 同行いただいた商社様や、施設職員様からは「交通費にもならずすみません。随分 損でしたね~」と同情いただくこともしばしばです。 でもその都度思うのです。   採算面では確かに損かもしれませんが、出来るのにお断りすれば自分の良心を 損してしまい、結果的に性根まで損してしまいます。 それではお金儲けは出来ても、仕事にはなりません。人の役に立ちません。 肝心の調整の方は、基本的な音合わせは当然として、まず大きな音が響かないようにします。 それから、普通の話し声がよく聞こえるように音量を調整し、最後に小さな声もききとれる ようにします。その後、自分の声が響くようなら低く大きな音を下げたり、金属的な音感が あって疲れるようなら、高い音を調整したりします。もちろん両耳装用なら左右のバランスとりも 不可欠です。その後、使い方、リハビリの方法を丁寧にお伝えします。 結果として、大変よくききとれるようになり、お客様は笑顔笑顔になります(^^) このブログをご覧になられて、もしこのようなケースでお困りの方がおられましたら、 是非お声掛け下さい。あくまでも良心に従ってご対応させていただきます!! 本日も最後までご覧いただきありがとうございました。 今週はこれから寒くなるようです。皆様、くれぐれもお身体ご自愛下さい。 今日の画像は、お客様ご自身で補聴器の調整が出来るリモコンです。 とっても多機能で機械好きの方にはおすすめします! 2010年12月6日(月) 調整・販売担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>

電池の+-と本体左右の見分け方

皆様こんばんは。 スマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧いただきありがとうございます。 本日は、記念すべき補聴器のお渡し時に必ずいただくご質問についてお話します。 まずは、補聴器の電池についてです。 空気電池なのですが、「+-はあるの?」とよくご質問をいただきます。 答えは「あります」 平らな方が+で、おへそのように見える方が-です。 一般的には+を上向きに補聴器の電池ボックスに入れます。  ←+面(平ら)が上向きで正しい入れ方です(^^)  ←-面(おへそ)が上向きで誤った入れ方です(T_T) +-を反対に入れると、電池のドアを閉める際、引っかかりがあって入れにくくなります。 それでも、力任せに閉めると補聴器の破損の原因になりますからご注意下さい。 上記の画像は耳掛型の補聴器ですが、耳穴型も同じです。 次も、よくあるご質問で補聴器本体で左右の見分け方です。 とくに両耳(2台)で購入された場合、皆様おっしゃいます。 「同じような形で左右がわからない」 「大丈夫です」 オーダーメイド(耳の型を採取した)の補聴器であれば、左右逆にすると、 耳穴に入りません。ただ、これではまるで「体で覚える」ことになってしまいます。 他の便利な見分け方としましては、通常、補聴器本体には左右を識別するマーカーが ついています。  ← これです。                   補聴器本体が小さいのでマーカーも小さいことが多いです。                   メガネが無いと分かりづらいでしょうか。 補聴器は各国共通で、右が赤、左が青で見分けます。 オーディオ機器などでも、入出力端子の右は赤です(左は白ですが・・・) これは右=英語でRIGHT RIGHTのRはREDのR=日本語の赤 などと私達は教わりました(^o^) もちろん、なかなか覚えられないので、私共のお客様には左右識別のシールを貼ったり、 右=赤 左=青などと、補聴器ケースに書いたりして分かりやすくしております。 にわかには信じがたいかもしれませんが、補聴器のお渡し時に販売員がきちんと、 ご説明していないと、電池の入れ方を誤ってきこえなくなったり、左右の見分けが 面倒になって使わなくなった方もおられます。 補聴器は不慣れな商品なだけに、購入されてから何度かご訪問させていただき 装用状況を確認させていただく、必要があると私共は考えております。 とくにご高齢の方や、お一人でお住まいの方は、電池の入れ方と本体の着け外しを 心配されます。(ご家族様、施設の職員様と同居されている方は周囲のご協力が 得やすく、すぐ使いこなせるようです) でも私共スマートヒヤリングなら安心です!! お一人暮らしの方でも、何度もご訪問して一緒に練習し解決しております。 だから安心です。 補聴器は、まだまだ購入時は不完全なもの。 購入後、幾度か調整訪問にお付き合いいただいて完成品に仕上がります。 補聴器とはそういうものだと思います(^^) 本日も、最後までご覧いただきありがとうございました。 すっかり寒くなりました。皆様、くれぐれもお風邪などひかれませんように。 2010年11月30日(火) 補聴器販売・調整担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>

皆様こんばんは。 この度はスマートヒヤリングエイドサービスのブログをご覧いただきありがとうございます。 本日も、前回に引き続き、折角高価な補聴器を購入されたにも関わらず、 「よく会話がきこえない方」へお届けします。 前回は、ある施設の職員様より、「正しく着けてもらったら、利用者のピーピー音が無くなった」 という有り難いお言葉や、「ブログを読んでる内に眠ってしまった」という反省させられる お言葉をいただきましたので、(懲りずに・・・)今回は同じ耳掛型補聴器でも、 極細のチューブを使用されている方向けです。  ← 同じ耳掛型の補聴器ですがこんなに違います。                     上の補聴器が極細チューブを使用しています。                     今、お持ちの通常タイプ(下)も極細チューブに付け替え                     る事も出来ます。(機種によります) 主に高い音がきこえにくい方に、この極細チューブの補聴器がおすすめです。 こもり感がとても少なく、音質が一番自然です。 ただ反面、チューブや耳栓が細くて小さい分、あたって痛いとおっしゃる方もおられます。   ← 極細チューブタイプの正しい着け方です。 このタイプの補聴器でよく耳にしますのは、「着けてても全然変わらない(きこえない)」 というものです。 こうして正しく着けているのに何故でしょう??? 実際には、高い音を中心にききとりが改善されています。 あいうえおなどの母音ではなく、かきくけこ以降の子音がよくききとれるようになっています。 不安であれば、耳元でビニール袋などをクシャクシャしてみて下さい。 着けている時の方が、クシャクシャ音がはっきり聞こえたら大丈夫です(ききとれています) あまり変わらないようなら、電池が切れていないかを確認されて、 それでも変わらなければご相談下さい。  ← これは耳栓がしっかり入っていません。                   左下に伸びているのは補聴器の脱落を防止                   するためのロックで、通常は耳のくぼみに引っかけて                   使用します。(取り外すことも出来ます) 耳栓は耳たぶをグイッと後ろに引っ張りながら、もう片方の手で 耳栓を入れるとしっかり耳穴に入ります。 正しく着けることが、良いきこえへの第一歩です。 どうか面倒だなどとあきらめずに頑張って着けて下さい。 大丈夫です、少しだけ練習されればすぐに着け外しが出来るようになります(^^) そして補聴器を着けておられる方は、前向きで生き生きされている方が本当に多いです。 人の会話や、鳥の声、風の音、美しい音楽、聞こえるというのは本当に素晴らしいです。 素晴らしい映画も、もし無声映画だったら感動出来るでしょうか。 私共にお客様のきこえを取り戻すお手伝いをさせてください。 ご相談おまちしております。 本日も、最後までご覧いただきありがとうございました。 最近、すっかり寒くなってまいりました。どうか皆様お身体ご自愛下さい。 2010年11月26日(金) 補聴器販売・調整担当:奥田 肇(おくだ はじめ) <<<スマートヒヤリングエイドサービス補聴器訪問相談・販売ページ>>>

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